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円形脱毛症の原因

円形脱毛症の原因には、主に「精神的なストレス」「免疫系の過剰反応」「内分泌異常」「自律神経の乱れ」などがあります。
中でも特に、ストレスが円形脱毛症に大きな影響を与えると考えられています。
また、一つの原因だけでなく複合的な原因によって円形脱毛症になることもあります。
例えば、精神的なストレスが主な原因である場合、直接脱毛に影響するだけでなく、免疫系の過剰反応や内分泌異常、自律神経の乱れを引き起こし、それぞれの症状の結果として円形脱毛症になってしまいます。
免疫系の過剰反応・内分泌異常には遺伝的要因も考えられます。

精神的なストレス

ストレスにより胃腸が影響を受け、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることは良く知られていますが、これはストレスにより血管収縮を引き起こすことが原因です。

同様に精神的なストレスの影響が頭皮に及んだ場合、頭部の血管収縮を引き起こし正常なヘアサイクルの周期が崩れてしまいます。

また、過剰なストレスは血管収縮だけでなく、他の身体の機能にも様々な悪影響を及ぼし、自律神経の乱れなども引き起こします。

自律神経は、

  • 交感神経 : 興奮・刺激を受けると活発化
  • 副交感神経 : リラックスすることで活性化
この2つにより成り立ってます。交感神経が活発化するとその分、副交感神経は沈静化し、逆に副交感神経が活発化すると交感神経は沈静化します。

この交感神経がストレスの持続により緊張状態が続き、働きすぎることで、自律神経の乱れが発生すると言われています。
自律神経が乱れると、髪の毛の素になる「毛母細胞」と「毛乳頭」の働きが鈍くなり、発毛しにくくなったり、抜け毛が起きたりします。

自律神経の乱れが大きくなり発毛の阻害や脱毛が多くなることが、円形脱毛症に繋がると考えられています。

ストレスにより身体の様々な機能が異常をきたすことが、結果として脱毛に繋がってしまうのです。

免疫系の過剰反応

本来、免疫系は細菌・ウイルス・腫瘍などの異物を認識して排除する役割を持ってます。
免疫系が何らかの要因で正常な自分自身の細胞や組織に過剰反応して攻撃をしてしまうことがあり、そのような症状を自己免疫疾患と総称します。
円形脱毛症は自己免疫疾患の一つであるとされています。

免疫系の過剰反応が頭部に出た場合、血液中にあるリンパ球が毛の毛根に集まってきます。
リンパ球は正常な場合、異物を攻撃して排除しようとしますが、この場合は毛根を異物と認識してしまいます。
そして毛根を攻撃することにより、正常な髪の毛が抜け落ちてしまうのです。
この影響が大きくなった場合に、円形脱毛症となる場合があります。

一般的に自己免疫疾患は遺伝的要因やホルモンが関与しているという説もあり、女性に多い傾向があります。
また、自己免疫疾患は慢性化するため、難治性であるとされています。

円形脱毛症の原因として、免疫系の過剰反応が最も有力な説として上げられていますが、詳しい仕組みについては解明されていないのが現状です。

内分泌異常

内分泌系は身体の様々なホルモンを代謝する役割があり、正常な身体の機能維持のためには欠かせないものです。
この内分泌系が様々な要因により異常をきたしてしまうことにより、ホルモンのバランスを崩すことが脱毛に影響すると言われています。

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