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薄毛の原因

発毛には、正しい周期が欠かせません

ヘアサイクルとは

髪の毛には3つのプロセスを繰り返す発毛のサイクル(ヘアサイクル)があります。
それぞれ、成長期(男性 : 2-5年,女性 : 4-7年)、退行期(2-3週間)、休止期(2-3ヶ月)と呼ばれてます。
薄毛・禿げが症状として現れるのは、様々な原因によりこの正常なヘアサイクルが崩れ、成長期が短くなることが原因と言われています。(特に男性の場合)

ヘアサイクルの説明

薄毛を招く様々な原因

男性ホルモン

一般的に女性に比べて男性のほうが薄毛になりやすいと言われていますが、これには男性ホルモンの働きが関係しています。
男性が思春期を過ぎるとテストステロンという男性ホルモンが分泌されます。
テストステロンには脱毛作用は無く、むしろ毛髪を太くする作用があります。
しかし、このテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素と結びつくことで、デヒドロテストステロンという強力な男性ホルモンに変化し、薄毛や脱毛の症状が現れます。
デヒドロテストステロンの影響により、髪の毛の成長が抑制され、早く抜けてしまう現象がおきるのです。

テストステロン自体は筋力増加・声変わり・体毛など男性ホルモンとしての大切な役割もあり、体にとっては無くてはならないものですが、様々な要因により5αリダクターゼが過剰分泌になると、結果として髪の毛にとっては悪影響を及ぼしてしまいます。

遺伝

5αリダクターゼの分泌量は遺伝すると言われています。
遺伝的要因で、5αリダクターゼの分泌量が多い人ほど、髪の成長に悪影響を及ぼすデヒドロテストステロンの量も多くなり、結果として薄毛になりやすい体質となってしまいます。
ただし、男性ホルモンが多いだけで薄毛や禿げになるわけではなく、様々な他の要因と複合的に組み合わさることで抜け毛や脱毛という現象が引き起こされていると考えられています。

老化

老化を原因とした薄毛には男女差があり、主に女性に症状が現れます。
女性の場合、女性ホルモンの分泌量は20歳代がピークで、30歳代になるとだんだんと減少し、40歳代、50歳代と年齢を重ねるほど減少します。これによってホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが少しずつ優位になっていくことで、身体に様々な障害が現れてきます。
その一つが女性の抜け毛であると言われています。
男性の薄毛が前頭部の生え際や頭頂部から進行するのに対して、女性の場合は全体的に薄毛の症状が現れる特徴があります。

女性の薄毛の特徴については、こちらをご覧下さい。 > 女性の薄毛 > 女性の薄毛は男性と違う?

ストレス

ストレスも薄毛、抜け毛の原因になると言われています。特に円形脱毛症の原因の一つであることは皆さんも聞き知っているかと思います。
ストレスが発毛に影響を与えるメカニズムとして、代謝異常や筋肉の収縮を起こすことで頭皮の血行が悪くなり、髪の毛の細胞に十分な栄養が運ばれなくなることで、髪の毛が育ちにくくなったり、ヘアサイクルを崩してしまうのではないかと考えられています。
しかし、現在の時点では、ストレスがどの様に影響して薄毛になるのかの詳しい仕組みは解明されていません。

頭皮の汚れ

髪を洗わずに不潔にしていることも、薄毛の要因と言われています。
頭皮の毛穴に皮脂が溜まると、また溜まった皮脂が汚れを吸着することでさらに汚れが増えるという悪循環に陥り、加速度的に頭皮の環境を悪化させてしまいます。
他に毛穴を詰まらせる汚れには、汗・皮脂・埃・整髪料、そしてダニや細菌があります。
これらの汚れが毛穴の周囲や内部に残留することで、皮膚や毛組織を老化させたり、炎症を起こし、抜け毛につながると考えられています。

ダニや細菌も放っておくと増殖してしまいます。

食事・生活習慣

食生活が乱れることで、栄養不足になり、ホルモンバランスを崩してしまう場合もあります。
また、動物性脂肪を摂り過ぎたり、塩分の高い食事を摂り続けることは血管に負担をかけ、血圧が上がりやすくもなります。
結果として頭皮の血行が悪くなったり、必要な栄養が頭皮にいきわたらなくなる事や、高血圧によりヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増えると言われています。

髪の毛は睡眠中に細胞に栄養が運ばれることにより、成長しています。また、日中に受けた頭皮・髪の毛のダメージもこの時間に回復しています。
一般的には22時ー2時に髪の毛が成長すると言われています。
この時間帯には出来るだけ眠りにつくことで、毛髪の健やかな成長が望めます。逆にこの時間を過ぎるほど夜更かしを繰り返してしまうと、髪の毛が伸びにくくなってしまいます。

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